意外な休日

熱を出した息子の様子を見ながら一気に3冊読み終えた。1冊目は「バッテリー」これで最終巻だったが、野球と主人公の才能への嫉妬を通して、周囲の人物の方がグンと成長していく点は斬新で面白かったし、野球の大きさを教えてくれる名作だった。2冊目は小泉首相のお陰で売れた「鈍感力」。自分が妙に誉められているようで気持ち悪かったけど、俺の場合はすぎるのかもしれん。3冊目は民間校長藤原和博さんの「校長先生になろう」自分でなるつもりはないけど、気になる公立校の実態や改革の取り組み、地域との繋がり方などなど興味深い点が多かった。ただ、同じ成功事例が何度もくりかえされるのに辟易したところと、試行錯誤の失敗点が省かれている点はマイナスだと思う。あと、立ち上げるだけでなく、続ける・次に繋げるパワーやシステムづくりが必要なのにそこについてまでは書いてないのが残念だった。